相場観を持つ 2004 8 20
 どこが底値かを判断するのは、難しい。
たとえば、下の図Aを見てください。
日足を見ると、下値が揃った日が続いて、もう底かなと思うでしょう。
 ところが、図Bのような結果となりました(下へスクロールしてください)。
ここでも、底値のサインが出ています。
下ひげの長い十字線、そして、25日移動平均線から大きく下方かい離という状態です。
上方にある25日移動平均線へ向けて、株価が反発すると考えても自然です。
 ところが、図Cのような結果となりました。
チャートだけを頼って売買した投資家は、
結果的には、ナンピン買いのような形になったかもしれません。
 一般的に、チャートだけで売買できるのは、資金量の豊富な投資家だけと言われます。
一般の投資家は、チャートの他に、相場観を持つことが大切です。
現在、市場は、上げ相場なのか、下げ相場なのか。
こうした相場観を持って、チャートを見ていくべきです。

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